10月に行われた第53回日本歯科麻酔学会学術大会・総会にて、下記4名の歯科麻酔科医が発表をしました。
星野医員「咽頭弁移植術後患者に対する顎変形症手術の全身麻酔経験」
伊藤医員「Ⅱ度房室ブロック患者へテンポラリーペースメーカーを挿入し 周術期管理した一例」
塩谷医員「乳がんの化学療法による低心機能患者の下顎骨骨折に対しレミマゾラムを用いて麻酔管理した一例」
清水医員「咀嚼筋腱・腱膜過形成症患者の麻酔経験」
科が充実した当院では、大きな併存症を有する患者の歯科口腔外科の手術も多く、さまざまな経験ができます。

日本麻酔科学会関東甲信越・東京支部第65回合同学術集会が開催されました。
矢嶋講師が「術後疼痛管理チームの工夫と成果」、
廣瀬医員が「ドーピング規程に抵触する薬剤の使用を避けプロスポーツ選手に対して麻酔管理を行った一例」について発表しました。発表のテーマにもある通り、手術当日だけでなく、術後も安全に苦痛なく過ごせるように取り組んでいます。また、複雑な背景をもつ症例にも丁寧に麻酔管理を行なっています。

この度、私たちの論文『高度肥満患者の腰椎後方固定術に対し、理想体重を基準にしてレミマゾラムを使用することで、術中運動誘発電位に影響を与えることなく安全に麻酔管理できた1症例』が掲載されました！
この成果は支えてくださった皆様のおかげです。ぜひチェックしてみてください！