市川総合病院麻酔科 女性支援プログラム ~無理なく働き続けるために~

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 当院麻酔科では、女性医師のキャリア維持のために最大限の支援をしています。実際に妊娠、出産・育児を経験した女性医師の生の声を以下に掲載しますので、参考にしていただければ幸いです。

東京歯科大学市川総合病院 副院長 麻酔科部長・教授 小板橋 俊哉

 

女性支援プログラム ~無理なく働き続けるために~ 加藤 梓

保育支援

保育園1

市川総合病院院内保育園

当院には医師の子供も利用可能な院内保育施設があり、かなり手厚くしっかりと子どもを見てくれますので、安心して働けます。

非常勤医師でも日極で利用することが可能です。

子どもが病気の時にも、院内の小児科に一日入院という形で病児保育を受け入れてもらえます。

また、病院近隣の2箇所の幼稚園にお子さんが通われている場合には、幼稚園での保育終了後に幼稚園バスが病院の保育所までお子さんを送ってくれるサービスもあります。また、3時のおやつは保母さんの手作りで、アレルギーのあるお子さんにも対応してくれます。

 

 

就業支援

当麻酔科では女性医師が置かれている様々な家庭環境を考慮して、個人個人が「無理なく」「働き続けるために」それぞれに合った働き方の提案、提供をしています。

時短勤務、育休日の設定(子どもが1歳くらいまでですが、適宜延長可能)、オンコールや時間外勤務の免除などがあります。

子育て中の女性医師の悩みとして、勉強する時間がない、学会発表ができないなどがあげられますが、当麻酔科では勉強会を開催し、知識のUPDATEをはかることができ、また希望者には学会発表の機会も積極的に提供してくれます。

就業内容についても各個人の希望に沿うことが可能で、術前診察をメインに行うことから心臓血管外科麻酔を行うことまで各医師のペースに合わせることができます。

「子育て中は無理をせず働き続けてもらって、フルタイム勤務可能な時期が来たら頑張ってもらえばいい。フルタイムで働けないのを申し訳ないと思わずに、カバーしてくれる先生方や周囲の方への感謝の気持ちを忘れずに働き続けてほしい」との上司の思いが麻酔科スタッフ全員に伝わっていることから、同僚の医師も子育てに理解があり、協力的で、働きやすい環境です。

 

モデルケース①

2009年より当麻酔科勤務

2010年10月第一子出産。切迫早産のため6月より休職

2011年4月より週3日勤務で復帰。勤務時間8時~17時。オンコール免除。

2011年8月より週4日勤務。

2012年4月より週5日勤務。麻酔科専門医取得。

2013年7月第二子出産。10月より週3日勤務で復帰。

モデルケース②

2010年より当麻酔科に勤務しています。

現在子どもの小学校の登校・学童施設からの下校に合わせて9時半から16時勤務です。

就学前、子どもは幼稚園に通っていましたが、夏休みなど幼稚園が休みのときは院内の保育園をスポットで利用することができ、助かりました。子どもが小学校に入学してから親子共に環境の変化に慣れるまでの一か月くらいは子どもが帰ってきてから学童施設へ行った後出勤し、午後のみの勤務にしてもらいました。夏休みなどの長期休業の時は学童施設の開始時間が9時からなので、それに合わせて勤務開始時間を変更しています。子どもの小学校入学などライフスタイルの変化にも各個人に合わせた働き方をきめ細かく設定できることが子育てしながら働く女性医師において大変ありがたいです。

 ママさん麻酔科医からのメッセージ

 当麻酔科ではそれぞれの麻酔科スタッフのことを真剣に考えてくれ、無理のない産後職場復帰、そして育児しながらの勤務が可能です。だからこそ、こちらの病院で第二子も妊娠出産することができました。院内保育施設が非常に手厚く、第一子出産後の復帰をもっと早くすれば良かったと思うほどでした(子どもと二人の生活に煮詰まっていたので)。第一子出産後の職場復帰は週1,2回から徐々に慣らしていきました。

 市川市内に住んでいるので8時~17時の勤務でも子どもと一緒に過ごす時間が短い、と感じることはあまりありませんでした。17時前には誰かしらが「17時になるので麻酔を代わりますよ」と声をかけてくれ、麻酔が途中でも、帰りやすい雰囲気です。病児保育に登録などもしましたが、子どもが病気の時、なんだかんだやりくりして頂けたことから、まだ病児保育の利用経験はありません。

 第一子妊娠時、切迫早産で休職したので、今後何が起こるかわからない時に、常勤で勤務している安心感は大きいです。それも、いろいろな働き方を認め、理解してくれる職場だからだと思います。

 「何か人の役に立つ仕事がしたい」という思いが、私が医師を志したきっかけでした。現在子どもを育て、本当にたくさんの人に支えられて生きているのだなあ、と実感することが多く、人の役に立つこと、社会貢献をしたい、という気持ちが以前よりもさらに強くなりました。いろいろ考え、私にできる最大の社会貢献は、結局医師として働き続けることに行き着きました。今は子育てまっしぐらで毎日慌ただしく過ぎていき、また、子どもの成長とともに働き方を変化させていく必要もあるかもしれませんが、何らかの形で働き続けたい、働き続けねば、と思います。

 「子どもがいるから当直ができない、フルタイムで働けない」から常勤を辞めて非常勤になる、という考え方もあるかもしれませんが、今はフルタイムで働けないからこそ、非常勤にならずに働き続けることが大切だと思います。麻酔というのは手術中だけでなく、患者さんの術前の状態を把握し、術後の経過も見ていくことが必要です。

 医師としてここまでやってこられたのは諸先輩方のおかげで、今度は自分が後進医師の教育を行っていく義務があります。組織の中に身を置くことによって、自分が働けない時間を誰かが代わりに働いていることが痛感でき、限られた勤務時間内に自分に何ができるか、を考えられるようになります。ですから、限られた時間の中で常勤で働き続けられる職場がどこなのか、良く考えて選択してほしいと思います。

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